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東北“エイガ 秋田会場 終了報告!

東北“エイガ 秋田会場 終了報告!           清水川 裕一

少し時間が経ってしまっての報告で申し訳ないのですが、12月2日 秋田にぎわい交流館(AU)にて行われた、「東北“エイガ」57名の参加者が集まり盛況の中、幕を閉じました。 
 オープニングの演出での失敗や、司会のマイクの充電切れや再生トラブルなど、初歩的なミスがあったことが今後の上映会運営の反省点です。
 作品自体は、各県のカラーが良くでており、全体を通してみると作品内容はバラバラでも、東北の現在が現れているように見えました。
 以下は、私が個人的に作品を見た感想です。

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 青森「大山ユウホの眩しい光」 6分 のぼる監督 OSIM VIDEO
 まずは、「東北“エイガ」の仕掛人、のぼる監督の作品。 デジタル一眼で撮影したらしいが、画質が綺麗。 PVなので、肝心の音楽の方も良い。 アンケートにもいい音楽だったとあった。 

 青森「明日への希望」 9分 Aomorigonta 監督
 こちらも青森の作品。 のぼる監督同様、デジタル一眼使用と思われる。 
自然や宇宙の息吹が、レンズを通して伝わってくる。 震災についてのメッセージも
伝えようとしているのがわかるのだが、画面が美しすぎてそちらの方に目がいきがちであった。 星が流れていくシーンの美しさは圧巻。

 秋田「人工楽園」 26分 遠藤直隆 監督 秋田コネキネマ

 私も恥ずかしながら、孤独な監禁男を演じている。 秋田のマルチアーティスト遠藤監督によるダークサスペンス。 テーマが壮大な割には、低予算なのでちょっとチープに見える。 70年代の怪奇シリーズっぽい雰囲気が臭ってくる。
 ラストシーンの緑の丘は、実は自分の家の裏だったりして・・ もう少し深層心理を深く表現するシーンがあると深みが出たかと思う。 

 「Kamaku Love」 60分 永沢 豊 監督 チームファインプレー
 秋田会場のみの60分の長編。 地元作品ということもあり、横手、仙北、角館と県南から応援団がかけつけてくれた。 制作グループが20代ということもあり勢いがあった。
 編集やストーリー・演技などは、正直いろいろ厳しいことを言いたい部分もありますが、そこは若さ! そういうテクニック的な部分は別として楽しんでみんなで作っているのがこちらに伝わってきた。 
ちょっとおじさんはジェラシーを感じてしまった・・
 東北“エイガ、地元を盛り上げてくれてありがとう!

 岩手「災いのあと」
 Northup riverside apartment  玉垣エーイチ 監督
  実はよくありそうな話。 そして会話。 それが逆にドキュメントを観ているような気にさせられる。 母親二人の演技も実に達者だ。 震災の後に誕生した新しい生命が、どれだけ人々に笑顔を与えることができることか。 シンプルで心に残るヒューマンドラマである。

 岩手「主人公Aの物語
Northup riverside apartment 檀夏希 監督
  今回、会場までわざわざ駆けつけてくれた、壇 夏希監督の作品。
 アンケート投票でもかなりの人気作品。 これまた、女優陣の演技が安定しており、演劇が盛んだと聞いていた盛岡らしく、華があった。 舞台のカフェもいい雰囲気である。
  決して自己満足ではなく、人に見せることを意識しているという団体の信念が画面から伝わってくる。

 宮城「ENTER THE PLENTIFUL WORLD!」 我妻和樹 監督
   家で観た回数を含めると3回目になるが、司会をしながら私は涙ぐんでしまった。
 まさしくこれぞ「東北“エイガ」である。 私は思わず、観客にこれが「東北”エイガ」だと断言してしまった。 その言葉に偽りはない。 この作品に解説はいらない。
  観たものでなければ、伝えることはできない。 映像表現の原点がここにある。

 福島「シンデレラブストーリー」 
斎藤由佳 監督 福島大学映画制作サークル 「Lucid Dreamers」
  正直、技術的にはどうかと思ったのだが、それを充分補える、物語の楽しさ。 
学生らしい爆発感が随所に感じられた。 何よりも楽しそうに作っているのが嬉しい。 
  キュートな作品だ。 アンケートで20代に人気があったのがこの作品。 

 山形「赤いメガネと革命コーヒー」 半田和巳 監督 HANDA-GIKEN Works
  半田技研というバンドの半田さんが制作したPV。 バンドの演奏・楽曲・技術文句なし。 PVの完成度も高く文句なし。 アンケート結果も文句なし。 ただ・・あんまり文句がないのもなあ・・ 正直、上手すぎて逆にこのプログラムの中では浮いてたと思う。

 山形「うごくま」 40分 佐藤哲哉 監督
  最近の作品ではないとの話を佐藤監督から聞いてはいたが、楽しい作品だった。
 役者もプロなのかな? ストーリー、技術、完成度でいくと一番だと感じた。
  なによりも、着ぐるみのくまを可愛らしく、ミステリアスに効果的に使っていたのがアイデアとして素晴らしい。 その他の作品もぜひ観てみたいと思った。

  プログラムの全作品を、私なりに感想を書かせていただきました。 
映画なんて捉えかたは人それぞれなので、私と全く違う感想を持つ方もいることでしょう。

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  「東北“エイガ」講評

 この上映会は今年の春に急遽決定した。東北6県映像制作団体、上映団体による共同プロジェクトだ。
 自主映画というマイナーな世界を各県で牽引している仲間達がいる。 私にはその存在と出会えただけでも胸が熱くなった。 どの県でも集客には苦労していたり、メンバーが脱退したりだとか、各県いろんな悩みを抱えていた。 真夜中のスカイプ会議では顔も合わせたこともない人なのに、話を聞くだけでもう何年も前からの友人のようだと勝手に思ったりした。
 全体のプログラムには随所に、「東北“エイガ」としての魂が感じられた。
 正直、あの東日本大震災の記憶が生々しすぎて、こういうイベントで元気が出たり、一体感は生まれるのだろうかと当日まで悩んでいた。 雨の中、ビショ濡れになりながらチラシを配ったり、バンドのライブ会場で観客に向かって、絶対観てくれよ!と叫んでみたり、以前上映会に顔を出してくれた方達にメールを出したり、SNSを使って呼びかけたり、マスコミに出向いたり、とり憑かれたように「東北“エイガ」を宣伝した。
 中でも、このプログラムでは、我妻監督の「ENTER・・」を多くの人に観て感じて欲しいという思いが強かったように思う。
 この上映イベントは、今後どうなっていくのかは、正直自分にはわからない。 秋田の上映会にしてもここまで人を集められるかはわからない。
 「東北“エイガ」は「東北映画」ではない。 それは地元から産まれる。その土地の空気感だったり匂いだったり、人々の生活なのだ。 画面にはスターなんて出てこないし、舞台もその辺の家だったり、公園なのだ。 全然かっこよくないし、むしろ田舎臭い。
 それのどこが悪い! スターやプロが作る映画だけが、映画だけではないのだ。 ハリウッド映画だけが凄いわけじゃない。
 農家の母さん達や大学生や冴えないサラリーマンの演技を舐めるんじゃない!  
 技術的な差は、それぞれあるかもしれない。 だからこその「東北“エイガ」なのだ。
この上映会の今後や在り方については、いろんな意見もあるだろう。 
 ただ、私が個人的に感じた感想である。 最後に青森県のスタッフを始め、会場まで足を運んでくれた Northup riverside Apartment のみなさん、田口君を始めとするチームファインプレー 遠くからありがとう! スタッフのみんな、長時間付き合ってくれた観客のみなさんありがとうございました。
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「東北”エイガ」上映会、無事終了いたしました。

12月2日(日)「東北”エイガ」上映会が、無事終了しました事をご報告いたします。


秋田会場、青森会場に
足を運んでいただいたお客様!ありがとうございました!!

<秋田会場の様子>


写真


<青森会場の様子>


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お越し頂いたお客様より、上映会の感想をいただきましたので、ここに一部をご紹介いたします。


<秋田会場>


・是非 今後とも継続お願いします!  (30代 女性)

・良い企画だと思う。 いい刺激になる。 (20代 男性)

・このような機会に参加できて本当によかったと思う。どの作品もとても面白かった。(20代 男性)

・今回、初めて、このイベントを知り、参加して良かったです。今後とも、応援していきたいと思います。   (50代 男性)                   

・商業映画にはないインディーならではの味があり興味深かった。今後にも期待します。(40代 男性)

・どの映画も手作り感があってよかった。それぞれ地元がロケ地なので地域密着感がある。素晴らしいイベントでした!

・会場の雰囲気もよく、作品紹介の仕方、演出も素晴らしかったと思います。(40代 女性)

・個々に全く色が異なる世界を沢山みて勉強になった。(20代 女性)

・秋田で自主映画のイベントがあると聞き、映画にどっぷり漬かっていた学生時代を思いだし、参加させて頂きました。 バラェティに富んだ作品ばかりで(テーマも質も・・)楽しく観させてもらいました。東北で今、創作活動することの意味について考えさせられました。このようなイベントを実施されるのは(もちろん映画制作もですが)すごいエネルギーだと思います。刺激を受けた一日でした。(30代 男性)

・今日はとても楽しかったです ありがとうございました!!今後のご活躍期待しています。 東北を盛り上げましょう! 


<青森会場>


・これからもガンバッテください。(60代 男性)

・来年もがんばってください!(30代 女性)

・知り合いが、作品に携わったということで、近所だし、なにげに見に来たが思った以上に楽しかったです。後半からの参加でしたが、次回は始めから参加できたらと思った。来年もぜひ。(30代 女性)

・定期開催してください。(半年に一回ペース)(20代 男性)

・人々の手による地域の文化・芸術活動を活発にしていく一つとして、続けて活動していって欲しい。(30代 男性)

・また次回も観たいです。(20代 女性)

・トウホグに、エガオを!!(50代 男性)

・とても満足でした。次回もしありましたら、ぜひ参加させてもらいます。(20代 男性)

・素晴らしいイベントでした。次回も観に行きたいです。(30代 男性)



以上です。



次回は、上映された各作品のお客様からの感想をお伝えします。
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